第414回 東海テレビ放送番組審議会
1.開催日
平成15年3月11日(火)
2.出席者
出席委員
角田牛夫副委員長、池田篤子委員、小澤和佳委員、北村明美委員、木下榮一郎委員、小中陽太郎委員、小林素文委員、多賀潤一郎委員、濱田典保委員、盛田淳夫委員
社側出席
若松信重代表取締役会長、飯田幸雄代表取締役副会長、石黒大山代表取締役社長、大西文一郎常務取締役、佐藤卓男常務取締役、山内公明報道制作局長、阪田晃編成局長、中山和英スポーツ局長、南正人番組審議室長、中島精隆制作部部長職
3.議 題
- 東海テレビ放送 放送基準の改訂について
- 東海テレビ制作全国ネット「グラビアアイドル NY&ベガスの旅 It's SHOW TIME!!」(2月16日(日)16時05分~17時20分放送)
- 過去1ヶ月の東海テレビの放送について
- 報告:番組に関しての意見、苦情等の概要(2月分)
- その他
4.議事の概要
1.東海テレビ放送の放送基準第1章・第3条個人情報の取り扱いに関する条文の改正案を審議会に諮問し、諮問案通り全員一致で答申されました。
新しい第3条は「個人情報の取り扱いには十分注意し、プライバシーを侵すような取り扱いはしない」(改正は下線部分)となり、4月1日から施行となります。
2.審議番組について委員からは
- ラスベガスの噴水ショウの仕掛や、幻想的な水上ショウの舞台裏など通常では見ることができない所を紹介していて興味深かった
- 単なる観光案内、おいしいものを紹介するだけでなく、ショウビジネスで活躍する日本人などの紹介は面白かった
- ラスベガスが何故、人を感動させ何度も訪れる人が多いのかというヒントがあったと思う。この地方で観光立国を推進する人たちに見てもらいたい番組だった
- ニューヨーク・ラスベガスの観光案内番組なのか、グラビアアイドル2人が女優を目指す為の旅番組なのか分からず、どっちつかずに終わった番組だった
- 最高レベルのショウビジネスの案内役としてはミーハー的であり番組に適任であったか疑問が残った
等、活発な発言が相次ぎました
3.福井テレビ製作 FNSドキュメンタリー大賞受賞作品「通りすぎた17年~空港拡張の悲哀~」について
- 公共事業の問題はどこの地方でも起きているが、長期間、正面からよく取材してあった番組で あると思う
- 報道の使命というものを再認識した番組であった
- 賛成派反対派に対し等距離の取材が行われていた。非常に公平に作られており事実だけを丁寧に追ってあったことが良かった
等の発言がありました