第537回 東海テレビ放送番組審議会
1.開催日
平成26年5月13日(火)
2.出席者
出席委員
北川薫委員長、神野重行副委員長、浅田剛夫委員、石田好江委員、大松利幸委員、金子慎委員、千先宣樹委員、成瀬伸子委員、松原和弘委員、山岡耕春委員
社側出席
石黒大山代表取締役会長、内田優代表取締役社長、河合信明専務取締役、中嶋保雄取締役報道局長、古橋明取締役編成局長、春田亮介取締役総務局長、鶴啓二郎制作局長、祖父江茂樹スポーツ局長、鵜澤龍臣報道局報道部ディレクター、塩屋久夫技術局映像制作センター報道技術部カメラマン
3.議 題
- 「森林ニッポン ~岐阜県東白川村・ヒノキ山の物語~」
(平成26年3月30日(日)13時45分~14時45分放送)を審議 - 局に寄せられた視聴者からの意見、苦情等の概要報告(4月分)
4.議事の概要
1. 審議番組について委員からは
- 林業の実態が丁寧に紹介されていて、森林行政の課題が明確に見えてきた
- 日本の森林、山村の美しさをあらためて気づかせる映像が印象的だった
- ゆっくりと落ち着いたナレーションは、視聴者に番組の趣旨をしっかりと伝えられていた
- 森林や山村の四季の風景、さらには地域の伝統料理も含めた映像で構成されており、山村の生活がわかりやすく表現されていた
- 番組として強く主張するのではなく、林業に従事する姿を淡々と紹介していく中で、山村の抱える問題を視聴者に気づいてもらおうとする手法がよかった
- それぞれの人生を背負ってきた登場人物が、林業と向き合う様を通じて訴えてきた問題が切実に迫ってきた
- 多くの方からの魅力的なエピソードが紹介されていたが、それぞれが散逸していたので繋がりを感じられなかった
- 全体的に悲観的で、重い雰囲気だったのでもう少し明るさの見える番組にしてほしかった
等、貴重な意見をいただきました