第594回 東海テレビ放送番組審議会
2.出席者
出席委員
浅田剛夫委員長、後藤ひとみ副委員長、伊藤彰彦委員、岡田さや加委員、片岡明典委員、柴田浩委員、竹松千華委員、林寛子委員、福谷朋子委員、山岡耕春委員
社側出席
内田優代表取締役会長、小島浩資代表取締役社長、春田亮介専務取締役(総括・コンプライアンス担当)、祖父江茂樹取締役編成局長、倉知哲也取締役報道局長、富田守男コンプライアンス推進局長、片島豊久スポーツ局長、川瀬隆司制作局長、伊藤雅章制作局制作部長、伊藤芳人制作局制作部プロデューサー
3.議 題
- 「スイッチ!」2019年6月24日(月)9:50~11:15放送(85分番組)を審議
- 報告:局に寄せられた視聴者からの意見、苦情等の概要(6月)
- その他
4.議事の概要
1.審議番組について委員からは
- 「生活」や「地域」に密着した内容を分かりやすく、かつ見て「ためになった」と感じられる作りにまとめられており、良い番組だと思った。
- 東海地方各地のライブ映像を最初に見せることは、現地が今どのような空模様なのか知ることが出来るので良いと改めて感じた
- MCの二人が子育て中であったり、新婚であったりすることでターゲットとなる視聴者に近い境遇であることから、受け入れられやすく人選もよかったのではないか。
- 作り置きレシピのコーナーで、誰もが持つ夕食の献立の悩みを、一般主婦を交えて進行したのは、視聴者の共感が得られたのではないか。
- 街歩きのコーナーで、タレントが子連れでも寛げるカフェや、日焼けを気にせず楽しめる施設を訪れていたことが、地域の特質と時代の流れ、ターゲットを上手に捉えた内容だった。
- この時間帯の情報番組だと、“ながら視聴”が多いと思われるので、紹介された情報をホームページで確認できるのは良いと思う。
- 生活情報にコンセプトを寄せたことで、子育て世代ターゲットの色が濃く出ていたが、放送時間帯から少し高齢の世代も見ているとするとギャップがあるのではないか。
- 中継で、和菓子作りの作業場でマスクをしないレポーターが話をするなどしていたが、この時間帯の情報番組には清潔感も必要ではないか。
- 出演しているタレントが、関西を拠点にしている方が多く、東海地方にゆかりのある人が出演していないのは違和感がある。
ご意見に対し社側から
- 30代、40代でも楽しめる情報番組としてリニューアル。
- 番組スタートから7年目でリニューアルし、若い世代だけでなく、健康や相続など幅広いターゲットに、毎日飽きさせないよう努めている。
- 地元のタレント起用についての課題も今後検討していきたい。
等、番組について説明しました。
2.社側から、電話・文書・メールで視聴者から局に寄せられた、問い合わせや苦情等、1,963件の6月1か月間の意見の概要、「BPO報告」No.202の概要等を報告しました。
3.委員発表「きになるテレビ」
委員発言「きになるテレビ」(要旨)
(審議委員からテレビについて、より幅広い意見をいただく時間を設けています。毎月おひとりの委員から意見をいただきます。)
- 今回の「きになるテレビ」は今年放送された「3年A組 今から皆さんは 人質です」
- このドラマは、担任教師が卒業間近の生徒たちを人質に取り、或る生徒の自殺の真実を暴いていく物語です。
- 「3年A組」でも、昔放送された「3年B組」でも、人として大切なことをメッセージとして伝えようとする教育現場での教師の姿は変わりないことを感じた。
- 番組種別で「教育」がありますが、実際に教育にかかわる番組が少ない。
- 時代の流れで学校教育が変容を迫られている中、テレビメディアも学校教育の大切さや教師の奮闘を伝えて頂きたい。
本番組審議会の議事概要は、7月28日(日)午前5時15分から放送の
「メッセージ1」で報告しました。