第602回 東海テレビ放送番組審議会
1.開催日
2020年4月21日(火)
※新型コロナウイルス感染拡大の影響による書面開催。意見交換完了日を開催日としました。
2.出席者
出席委員
浅田剛夫委員長、後藤ひとみ副委員長、伊藤彰彦委員、岡田さや加委員、片岡明典委員、柴田浩委員、竹松千華委員、林寛子委員、福谷朋子委員、山岡耕春委員
社側出席
内田優代表取締役会長、小島浩資代表取締役社長、春田亮介専務取締役(統括、コンプライアンス担当)、祖父江茂樹取締役編成局長、倉知哲也取締役報道局長、富田守男コンプライアンス推進局長、片島豊久スポーツ局長、川瀬隆司制作局長、伊藤雅章制作局制作部長、戸松準制作局制作部プロデューサー
3.議 題
- 委員長、副委員長の選出
- 4月改編、青少年向け番組、放送番組の種別について
- 「タイチサン!」2020年3月29日(日)12:00~13:25放送(85分番組)を審議
- 報告:2019年度及び3月1か月に局に寄せられた視聴者からの意見、苦情等の概要
- その他
4.議事の概要
1.委員長に浅田剛夫委員、副委員長に後藤ひとみ委員を再任しました。
2.4月改編
- 新ドラマが、新型コロナウイルス感染拡大の影響による撮影ができなくなり、放送延期。過去のドラマを再放送すること
等を報告しました。
青少年向け番組
「すくすくぽん!」「祭人魂」「ドラHOT+」「VS嵐」「ライオンのグータッチ」「ボクらの時代」「ミライ☆モンスター」「ちびまる子ちゃん」「サザエさん」の9番組を青少年向け番組に指定したこと。
等を報告しました。
放送番組の種別
10月-3月期の番組の分類ごとの放送時間、今年度4月期の番組の分類、10月-3月期CMの放送時間量。
等を報告しました。
※詳細は東海テレビホームページ「放送番組の種別の基準」にて報告
https://www.tokai-tv.com/others/bangumikijun/
3.審議番組について委員からは
- メインMCは幅広い年齢層の視聴者に人気で、日曜の昼、他の局の番組が大物司会者を起用している中、親近感と安定感があり良かった。
- 落ち着いて番組を進行するアシスタントと、楽しくにぎやかなリポーターの、二人のアナウンサーが対照的で、さらにゲストが絡んで、キャスティングが工夫されていた。
- 話題のお店をテンポ良くリレー形式で紹介していくスタイルはお店を比較する事で個性や魅力が伝わりやすく、飽きない構成だと思った。
- 「こくぶんフレンズ」のコーナーでは、地元の有名企業を紹介するだけでなく、企業経営者や職人の仕事への強い思いなども上手く聞き出せていた。
- 三つのコーナーの出演者が異なることもあるが、ゲストの存在感がなかった。全体的にまとまりがなく、それぞれ別の番組に見えた。
- タイトルを、メインMCの名前と重ねるならば、彼の個性を生かすような構成にすべき。
- 肉料理店を大急ぎで紹介していたが、「情報」の部分が薄いうえに、「バラエティ」としても面白さが感じられず、中途半端だった。
- 新型コロナウイルスの影響を鑑み、この番組のような情報バラエティ番組の取材方法や内容について、配慮が必要なのではないか。
- 外出自粛が求められる昨今、これまでのような飲食店等の紹介では視聴者の感覚とかい離すると思うので、蓄積された番組制作のノウハウで、良い演出となることを期待したい。
ご意見に対し社側から
- 今年2月からスタートしたこの番組は、幅広い層に親しまれる地域密着エンタテイメント型情報番組を目指す。
- 出演者の見え方、見せ方を工夫して、視聴者に不快感や違和感を与えないよう細部の配慮をしていく。
- 肉料理店の紹介は詰め込み過ぎで、紹介のペースが速すぎたと指摘を受け、視聴者への情報を丁寧に伝えることも心掛け、今後に生かす。
等、番組について説明しました。
4.社側から昨年度と及び3月1か月間の、電話・文書・メールで視聴者から局に寄せられた、問い合わせや苦情等意見の概要、「BPO報告」No.211の概要等を報告しました。
本番組審議会の議事概要は、4月26日(日)午前5時15分から放送の
「メッセージ1」で報告しました。