第607回 東海テレビ放送番組審議会
2.出席者
出席委員
浅田剛夫委員長、後藤ひとみ副委員長、伊藤彰彦委員、岡田さや加委員、柴田浩委員、竹松千華委員、林寛子委員、福谷朋子委員、水谷仁委員、山岡耕春委員
社側出席
内田優代表取締役会長、小島浩資代表取締役社長、春田亮介専務取締役(総括・コンプライアンス担当)、祖父江茂樹取締役編成局長、倉知哲也取締役報道局長、富田守男コンプライアンス推進局長、片島豊久スポーツ局長、川瀬隆司制作局長、伊藤雅章制作局制作部長、伊藤芳人制作局制作部プロデューサー
3.議 題
- 10月改編、青少年向け番組、放送番組の種別について
- 「スイッチ!」2020年9月17日(木)9:50~11:15放送 を審議
- 報告:局に寄せられた視聴者からの意見、苦情等の概要(9月)
- その他
4.議事の概要
1.10月改編
- 平日午後帯放送していた「直撃LIVE グッディ!」が終了。「バイキング」が「バイキングMORE」として拡大して放送。
- 「オトナの土ドラ」は「さくらの親子丼」の第3シリーズがスタート。
- 全国ネットで放送されるドラマ、バラエティの新番組。
等を報告しました。
青少年向け番組
- 「すくすくぽん!」「祭人魂」「ドラHOT+」「ライオンのグータッチ」「ボクらの時代」「ミライ☆モンスター」「ちびまる子ちゃん」「サザエさん」の8番組を青少年向け番組に指定したこと。
等を報告しました。
放送番組の種別
- 4月-9月期の番組の分類ごとの放送時間、10月期の番組の分類、4月-9月期CMの放送時間量。
等を報告しました。
2.審議番組について委員からは
- 名古屋テレビ塔の、多くの貴重な秘蔵映像を見ることができて良かったと思うが、日本初のテレビ塔であることや、鉄骨の組み立てなどもっと丁寧に紹介してほしかった。
- 番組の中で、お便りなどの視聴者の反応を扱うのは非常に良いことで、メールなどリアルタイムに届いたメッセージを取り上げると、生放送の緊張感がでてさらに面白いものになるのではないか。
- 衣装について、秋の季節を意識したのか出演の皆さんの色合いが地味に見える一方で、料理のコーナーでは出演者の衣装と食材パッケージが食欲そそられるオレンジ色で統一されているようだった。
- 名古屋テレビ塔が日本初の「集約電波鉄塔」で、防災のために建てられたことや、鉄骨が現在の規格に照らしても十分な強度であることなど、この番組で初めて知ることがたくさんあった。
- スタジオセットに季節の植物などがあり、平面的な色合いと立体的な小道具が、淡い色合いとともに上手に組み合されて良いと思うが、混とんとした感じもあり視聴者によって好みが分かれるのではないかと感じた。
- アナウンサーが知多半島の霊場を巡るコーナーは落ち着いた雰囲気で良かった。立ち寄った寺で新型コロナ終息を祈願する気持ちは理解できるが、読経などは重々しい感じがした。
- スタジオのゲストが生かされていないように思った。発言の機会を増やしてほしかった。名古屋ゆかりのゲストを出演させても良かったのではないか。
ご意見に対し社側から
- 名古屋の人にとって名古屋テレビ塔の存在は、地元に根づいたテーマであり、リニューアルのタイミングで1週間しっかりとお伝えできたことは、意義があったと思う。
- テレビ塔の過去の映像も使った中で、視聴者からノスタルジーを感じるといった投稿を頂いた。今後、新しい情報だけでなく、地域の再発見などの要素も組み込んで番組を作っていきたい。
- ゲストの生かし方は、今回の放送に限らず、すべてのプロデューサー、ディレクターはじめ制作者側が工夫するなど検討していく。
等、番組について説明しました。
3.社側から、電話・文書・メールで視聴者から局に寄せられた、問い合わせや苦情等、9月1か月間は1,614件の意見の概要、「BPO報告」No.217の概要等を報告しました。
本番組審議会の議事概要は、10月25日(日)午前5時15分から放送の
「メッセージ1」で報告しました。
番組審議会に関するご意見等は、東海テレビ放送番組審議会事務局にご連絡ください。
(052)951-2511(東海テレビ代表 平日10:00~18:00)