第616回 東海テレビ放送番組審議会
2.出席者
出席委員
山岡耕春委員長、後藤ひとみ副委員長、伊藤彰彦委員、岡田さや加委員、桂文我委員、柴田浩委員、鈴木孝昌委員、竹松千華委員、福谷朋子委員、水谷仁委員
社側出席
内田優代表取締役会長、小島浩資代表取締役社長、祖父江茂樹常務取締役(コンプライアンス担当)、倉知哲也取締役編成局長、岡田健嗣取締役報道局長、片島豊久役員待遇スポーツ局長、梅村育宏コンプライアンス推進局長、横田誠制作局長、伏原健之報道局プロデューサー、神谷美紀報道局報道部ディレクター
3.議 題
- 「大名古屋狂詩曲(ラプソディ)総理をねらう男と、民主主義」2021年5月30日(日)13:30~14:40放送(70分番組)を審議
- 報告:6月1か月に局に寄せられた視聴者からの意見、苦情等の概要
- その他
4.議事の概要
1.審議番組について委員からは
- 河村市長の政治姿勢や言動がユーモラスに表現され、ドキュメンタリーにしてはソフトタッチで、河村市長への愛情や優しさを感じた。
- 達成できなかった施策を取り上げることは、河村市長にとっては耳が痛いかもしれないが、市民としては関心のあるところで、検証するような番組で取り上げたことは良かった。
- 河村市長の生い立ちや政治姿勢など、言葉や映像で経緯や因果関係などの結びつきが理解できるようになっていて、構成が良く練られた見ごたえのある番組になっていた。
- 聞き取りにくい部分もあったが、味のある名古屋弁のナレーションで、番組内で度々語られる徳川家康の格言が効果的に伝わってきた。
- 前半は河村市長の人柄や市政の番組だったが、途中からリコール署名偽造事件の内容を深く取り上げたことで、何をテーマとしている番組なのか理解しづらくなった。
- パフォーマンスと言われた施策は上手くまとめられていたが、市民税減税や財政の節約などの実績もあり、全体的なバランスをとって構成したほうが、説得力が増したと思う。
- プライベートなところまで踏み込んで取材していたが、番組制作の意図が取材された人に正確に伝わっていたのか、信頼関係が崩れていないか気になった。
ご意見に対し社側から
- 一人の政治家に焦点を当てた番組のためナーバスな問題もあり、視聴者の立場や番組の見方によって賛否両論の意見があった。
- 信頼関係については、制作段階で取材対象者に二度と会えなくなるような関係にはしないように配慮した。
等、番組について説明しました。
4.社側から6月1か月間の、電話・文書・メールで視聴者から局に寄せられた、問い合わせや苦情等意見の概要、「BPO報告」№227の概要等を報告しました。
本番組審議会の議事概要は、
7月25日(日)午前5時15分から放送の「メッセージ1」で報告しました。
番組審議会に関するご意見等は、東海テレビ放送番組審議会事務局にご連絡ください。
(052)951-2511(東海テレビ代表 平日10:00~18:00)