第622回 東海テレビ放送番組審議会
1.開催日
2022年2月22日(火)
※新型コロナウイルス感染拡大の影響による書面開催。意見交換完了日を開催日としました。
2.出席者
出席委員
山岡耕春委員長、後藤ひとみ副委員長、伊藤彰彦委員、岡田さや加委員、桂文我委員、柴田浩委員、鈴木孝昌委員、竹松千華委員、福谷朋子委員、水谷仁委員
社側出席
小島浩資代表取締役社長、祖父江茂樹常務取締役(コンプライアンス担当)、倉知哲也取締役編成局長、岡田健嗣取締役報道局長、片島豊久役員待遇スポーツ局長、梅村育宏コンプライアンス推進局長、横田誠制作局長、伏原健之報道局プロデューサー、鎌田麗香報道局報道部記者
3.議 題
- 「新春スペシャル 藤井聡太19才」
2022年1月3日(月) 13:30~14:30(60分番組)放送を審議
- 報告:1月1か月に局に寄せられた視聴者からの意見、苦情等の概要
- その他
4.議事の概要
1.審議番組について委員からは
- この1年のタイトル戦の様子、萩本欽一さんと羽生善治九段の対談を軸にトップ棋士の戦いやそれぞれが抱える思い、悩みなどが上手に描かれていて見応えがあった。
- この番組は、将棋を深く知らない多くの一般視聴者でも気軽に見ることができる、正月の午後にふさわしい、適度にこなれた内容で良かった。
- シリーズの最新となる今回、萩本さんと羽生九段の対談という新しい企画を軸に据えたことで、マンネリ化を感じずに見ることができた。
- 厳しい勝負の世界であるからこそ、藤井さんから刺激を受けた多くのライバルたちが切磋琢磨することで、将棋界の魅力がより高まっていることがうまく描かれている。
- 藤井さんと対戦した棋士たちのインタビューが使われていて、これまでのシリーズに比べ、より客観的に「藤井聡太」を見ることができた。
- 現役最年長棋士に深く入り過ぎていたように感じ、棋士の人生観や私生活は分かったものの、番組の趣旨から離れてしまっているように思った。
- ニュース番組で使用した映像や借用映像が多く、独自の取材映像が少なく感じられたことで、主人公である藤井さんの実像が浮かび上がらなかったように思った。
ご意見に対し社側から
- 「藤井聡太シリーズ」はこれまで5番組を放送してきたが、今後もタイトル獲得の偉業を成し遂げた際に新作を作りたい。
- 藤井さんは過去5人しかいない四冠を達成し、過去に羽生九段が見ていた景色を藤井さんが見ているのではないかと思い、羽生九段に萩本欽一さんとの対談をお願いした。
等、番組について説明しました。
2.
社側から1月1か月の、電話・文書・メールで視聴者から局に寄せられた、問い合わせや苦情等意見の概要、「BPO報告」№234の概要等を報告しました。
本番組審議会の議事概要は、
2月27日(日)午前5時15分から放送の「メッセージ1」で報告しました。
番組審議会に関するご意見等は、東海テレビ放送番組審議会事務局にご連絡ください。
(052)951-2511(東海テレビ代表 平日10:00~18:00)