第623回 東海テレビ放送番組審議会
1.開催日
2022年3月24日(木)
※新型コロナウイルス感染拡大の影響による書面開催。意見交換完了日を開催日としました。
2.出席者
出席委員
山岡耕春委員長、後藤ひとみ副委員長、伊藤彰彦委員、岡田さや加委員、桂文我委員、柴田浩委員、鈴木孝昌委員、竹松千華委員、福谷朋子委員、水谷仁委員
社側出席
小島浩資代表取締役社長、祖父江茂樹常務取締役(コンプライアンス担当)、倉知哲也取締役編成局長、岡田健嗣取締役報道局長、片島豊久役員待遇スポーツ局長、梅村育宏コンプライアンス推進局長、横田誠制作局長、市野直親東京制作部長、遠山圭介東京制作部プロデューサー
3.議 題
- 土ドラ「おいハンサム!!」(第1話)2022年1月8日(土)23:40~24:35放送(55分番組)を審議
- 報告:2月1か月に局に寄せられた視聴者からの意見、苦情等の概要
- その他
4.議事の概要
1.審議番組について委員からは
- 登場人物それぞれが個性を際立たせ、最後は父親が力強く語ってホロリと締める展開は、多くの視聴者が感情移入しやすい作品となっていたのではないか。
- 視聴者が、それぞれの登場人物の心情に共感したり、寄り添ったりしながら、自分の中の主人公を見定めて楽しめるドラマだと思った。
- シーンを引っ張りすぎず場面を切って次々展開していくことで、速いテンポとリズムを生み、長い説明を好まないデジタル世代の若者に受け入れられているのではないか。
- 印象に残るセリフを要所に挟み込むことで、視聴者が納得して見ることができ、言葉の使い方もそれぞれのシーンで良い効果が出ていたと思う。
- ファッションなどが懐かしく感じる一方でリモート会議など現代的でもあり、時代背景がはっきりしない印象がかえって面白く不思議な雰囲気を醸しているように感じた。
- CMに入るタイミングが唐突であったり、物語の伏線となるポイントが多いため、ドラマの進行と構成に追いつけないことがあった。
- 若い人の言葉が多用されるためか、セリフが聞き取れなかったり、理解できなかったりする場面もあった。
などの意見が出されました。
ご意見に対し社側から
- この番組は、東海テレビのドラマにとってこれまでなかったテイストへの挑戦作だった。アップテンポな展開や説明セリフの排除などの手法で目指した「新しさ」が、多くの方々に受け入れられたと思う。
- 「ハンサム」という言葉は、見た目だけではなく中身にも当てはめて使える言葉だと感じ、人間誰しもハンサムな一面を持っている、その思いを込めてタイトルとした。
等、番組について説明しました。
2.
社側から2月1か月の、電話・文書・メールで視聴者から局に寄せられた問い合わせや苦情等意見の概要、「BPO報告」№235の概要等を報告しました。
本番組審議会の議事概要は、
3月27日(日)午前5時15分から放送の「メッセージ1」で報告しました。
番組審議会に関するご意見等は、東海テレビ放送番組審議会事務局にご連絡ください。
(052)951-2511(東海テレビ代表 平日10:00~18:00)