第629回 東海テレビ放送番組審議会
2.出席者
出席委員
山岡耕春委員長、後藤ひとみ副委員長、石川仁志委員、岡田さや加委員、桂文我委員、鈴木孝昌委員、武田健太郎委員、竹松千華委員、福谷朋子委員、水谷仁委員
社側出席
小島浩資代表取締役社長、祖父江茂樹常務取締役(コンプライアンス担当)、倉知哲也取締役編成局長、岡田健嗣取締役報道局長、片島豊久役員待遇スポーツ局長、梅村育宏コンプライアンス推進局長、横田誠制作局長、戸松準制作局制作部長、嶋﨑悠介制作局制作部プロデューサー
3.議 題
- 10月改編、青少年向け番組、放送番組の種別について
- 「THE MAGIC オールジャンル日本一決定戦」2022年7月30日(土)24:00~24:55放送(55分番組)を審議
- 報告:局に寄せられた視聴者からの意見、苦情等の概要(9月分)
- その他
4.議事の概要
1.10月改編、青少年向け番組、放送番組の種別について
10月改編の番組の説明。上期の番組種別において、「教育」が13.1%、「教養」が21.6%、CM総量が17.62%と、いずれも放送法、自主基準をクリアしていることを報告。「青少年向け番組」の紹介をしました。
2.審議番組について委員からは
- 5人のマジシャンそれぞれが全く違うマジックだったので見応えがあった。審査員になっている心境でとても楽しめた。
- 司会とゲストの人選がとても良かった。役割分担がキャラクターに合っていて、ゲストのコメントも調和していた。
- 審査員に褒められて喜んでいる姿や、お互いのテクニックを褒め合う場面など、マジシャンの素の部分が見られるのは、この番組ならではだと思った。
- マジシャンにとって重要な表現力について、ストーリー性や構成を意識しながらマジックを作り上げていることに納得して、感心させられた。
- カードマジックやコインマジックと大がかりなイリュージョンでは違いが大きく、オールジャンルで優劣を付けるのは難しいのではないかと感じた。
- 全国のマジシャンから5人をどのように選んだのかが分からず、その中から日本一を決めることの説明が不十分だったと思う。
- 審査員のマジシャン3人がなぜ選ばれたかの説明がなく、演技に対するコメントや点数の説明も少ないように感じた。
などの意見が出されました。
ご意見に対し社側から
- 今までないマジシャンの番組を作ろうというところから始まり、ジャンルの違うマジックを一堂に会してみようという挑戦的な番組を制作した。
- 一般の社外モニターからは、「大変良い」「良い」という評価が多く、視聴率もこの時間帯としては評価できる数字を取ることができた。
- マジシャンや審査員の人選はもう少し細かく描くべきだったと考えており、採点の透明性についても今回の意見を反映していきたい。
等、番組について説明しました。
3.
社側から9月の電話・文書・メールで視聴者から局に寄せられた問い合わせや苦情等の概要、「BPO報告」№243の概要等を報告しました。
本番組審議会の議事概要は、
10月24日(日)午前5時15分から放送の「メッセージ1」で報告しました。
番組審議会に関するご意見等は、東海テレビ放送番組審議会事務局にご連絡ください。
(052)951-2511(東海テレビ代表 平日10:00~18:00)