
吉本実憂さんクランクアップ
11月25日 公開
――お疲れ様でした。クランクアップされた感想をお願いします。
とても濃い2ヶ月間でした。ありがたいことに出番も多くありましたし、その中であざみは様々な家族を見ていたからこそ、最終回のあざみにつながるのだと思います。そして、未来のあざみも想像してもらえたらいいなと思いながら撮影していました。

――二宮あざみ役、充実されていましたね。
家族で悩んでいる女の子を演じたいというのは目標のひとつだったので、あざみ役に出会えてとても嬉しかったです。だからこそ、自分で自分にプレッシャーをかけてしまうこともありましたが、現場に入ってみるととても楽しくて、さくらさん、恭子さんのセリフひと言、ひと言が心に刺さっていたので、しっかりとあざみとして生きられたと思います。
あざみという役を演じたからこそ特に、“血のつながりだけが家族ではない”と思わせてくれた作品でした。さくらの親子丼の力を8話を通して感じることができ、さくらさんみたいな人がたくさんいたらもっと平和な世の中になると思いました。そしてさくらさんの力強さ、優しさは、演技はもちろんのこと、真矢ミキさんという方が持ってらっしゃる人間力からにじみ出ていたと思います。真矢さんとお芝居できたのは私の財産でした。とても引っ張っていただきました。
――最終回のPRをお願いします。
この作品としては8話がゴールとなっていますが、そこからさくらさん、あざみ、恭子さんの新たな人生が始まるので、それぞれの未来がどうなるのか楽しみながら観てもらえたら嬉しいと思います。あざみが最終回でどうなるのか? そしてあざみにとって、さくらさんや恭子さんと一緒にいた意味はなんだったのかを、見て感じ取っていただけたら嬉しいです。