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塚地武雅さん「おかんの味は、うどんスープの味付けでなめたけ入りの卵焼き」
オトナの土ドラ『ババがも一度恋をした』は、最愛の妻・多恵子(本上まなみ)を亡くし、引きこもり生活を送る吾郎(小澤征悦)と、そんな吾郎を天国から心配した多恵子がおっさんの姿を借りて蘇り、少しずつ再生されていく家族の絆をハートフルに描いているラブコメホームドラマ。生前、多恵子が作るお味噌汁、“多恵子汁”は、おっさん多恵子(塚地武雅)になっても変わらぬ味で、吾郎ら山下家を繋ぐ思い出のレシピとしてたびたび登場。第3話では、多恵子の母・ともこ(根本りつ子)から受け継がれた“多恵子汁”のかくし味を、今度はおっさん多恵子がトモ(福本莉子)に直伝するという心温まるシーンも放送された。
そんな思い出と愛情が詰まった“多恵子汁”ではないが、ドラマで母娘を演じている塚地と福本に、“おふくろの味”を、そして私生活でも母親として家族に料理を作っている本上には、“ご家族に評判のいい我が家の味”をきいた。
塚地武雅「エビフライが大好物の僕のために…」
実家の卵焼きです。味付けはうどんスープで、卵になめたけを入れて作るんです。僕は小さい頃から砂糖が入っている甘い卵焼きよりも、お出汁の卵焼きが好きで、僕にとってはおかんの味がベスト卵焼きです。今でも実家にたまに帰ると作ってくれるので“あーこれや、懐かしい”と思ったりして、“もっと頑張らなきゃあかんなぁ”って思える味です。
ちなみに僕は食べ物で一番エビフライが好きなんです。おかんは小さい頃から僕がエビフライが大好物なのを知っているので、この歳になっても実家に帰るとエビフライを大量に作って待ってくれています。しかも全部尻尾を取ってくれていて、たぶん口をケガしないようにってね(笑)。僕はもうこんなおっさんなのに、おかんにとってはいつまで経っても僕は子供のまま。おふくろの味といえば、卵焼きとエビフライです。
福本莉子「母親と一緒に包んだ餃子が思い出の味」
母親の料理は本当に全部美味しいのですが、強いてひとつ挙げるなら餃子です。子どもの頃、母のお手伝いをして一緒に餃子を包んでいた楽しい思い出が記憶にあるからかもしれません。実は、第4話でおっさん多恵子とトモが一緒に台所で餃子を作るシーンがあり、その時に実家を思い出しました。今は一人暮らしで私も料理をするようになりましたが、母の味が恋しくなった時には連絡してレシピを聞いています。だから、たまに実家に帰ると何も言わなくても温かいご飯が出てくるのは素直に感動で、“やっぱり母のご飯はいいな、美味しいな”と思います。
本上まなみ「味の加減が美味しいと家族に言われます。その秘密は……」
基本バタバタしているので、お買い物でまとめてお肉やお魚を買い、切り身にしてお味噌やお塩に漬けて支度をしておくのですが、基本的に夕方、家族の顔を見てメニューを決めています。洋風なら鶏をトマト煮込みにしたり、魚はカレー粉つけてソテーにしたり。和風なら香味野菜をたっぷり添えてみたり、照り焼きにしたり。家族には味の加減が美味しいとは言われます。子どもたちが「今日は味がちょっと薄いかも」とかいろいろ言ってくれるので、そんなやりとりも食卓を囲む中で面白いですし、そういう風にしてだんだん家の味が定まってくるものだと思います。茶碗蒸しもみんな好きみたいです。
第5話では、山下吾郎(小澤征悦)の最愛の妻・多恵子(本上まなみ)と瓜二つの女性、佐々木ミク(本上まなみ)が突然現れて…。ミクのある大胆な行動で吾郎と急接近!?一方、テニスの体験レッスンで吾郎を嫉妬させたイケメンコーチ・宮下純平(黒木啓司)とおっさん多恵子(塚地武雅)はまさかのキス!?どうする吾郎!!第5話もお楽しみに!