STORY
#03
10月19日 O.A.
大矢(小池徹平)との出会いを思い出しながら、レストランで食事をしているリカ(高岡早紀)。1か月前大矢が座っていた席には、大矢の婚約者・真由美(山谷花純)が座っており、何となく気に障ったが、真由美はすぐに店を出て行く。まだ彼女の素姓を知らないリカは、その姿を見送りながら楽しそうにミートソースを食べ始める…。
ある日、いつも通り花山病院に出勤してきた大矢。すれ違い際、挨拶する看護師たちの好奇に満ちた眼差しを怪訝に思う。そんな中、院長で大矢の叔父・大次郎(西岡德馬)から、リカとの交際を祝福され、絶句する。
病院内に交際の噂を流したのはリカ本人だと知り、執務室に呼び出し怒鳴る大矢。そんな大矢に対し、凍りつき、叱られた子どものように怯えながら、幼少期の意外な過去を告白し始める…。そんなリカに不気味なものを感じる大矢。大矢は、リカへの恐怖と共に、自分の医療ミスに良心の呵責も感じ、悩むが…。
看護師長の藤鐘(安藤玉恵)は、非常階段の手すりの修理に立ち会った千秋(夏菜)から、誰かが手すりのネジを外したのではという話を聞いた。さらに小山内(池谷のぶえ)が階段から落ちた時間、休憩を取っていて一番最後にナースステーションに戻ってきた看護師がリカだったことも知って、大矢と相談し…。
そんな中、リカは借金苦の内科医・刈谷(増田修一朗)に、金をチラつかせて何かを頼み、藤鐘の娘・美咲(野澤しおり)の前に膝をつき、何やら真剣な話をして…。
―――そして、花山病院に、また、犠牲者が…。
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