独自の緊急事態宣言24日いっぱいで解除を正式決定も「厳重警戒」のオレンジゾーン続く
愛知県は新型コロナウイルス感染拡大を受けた独自の緊急事態宣言について、24日までで解除することを正式に決定しました。
大村愛知県知事:
「予定通りといいますか、期限通りに本日24日で区切りにしたい。今後も社会・経済活動とのバランスを取りながら、感染拡大防止に取り組んでいくことが不可欠であると考えます」
愛知県は24日午後3時から新型コロナウイルスの対策本部会議を開き、「新規感染者数が今月14日以降2ケタ台で推移している」などとして、8月6日から出していた県独自の緊急事態宣言を、24日までで解除することを正式に決定しました。
ただ、依然として連日50人以上の感染者が確認されていることなどから、県は「厳重警戒」のオレンジゾーンにあるとして、引き続き不要不急の県をまたぐ移動の自粛など、感染防止対策をとるよう呼びかけています。
一方、名古屋市中区錦三丁目の飲食店などに出されていた営業時間の短縮や休業の要請についても、併せて解除することを決めました。