名古屋城の大天守に輝く金のシャチホコが、来年は間近で見られそうです。

 名古屋市は16日の市議会で、名古屋城の金のシャチホコを屋根から下ろし、イベントで披露する方針を明らかにしました。

観光文化交流局長:
「金鯱を下ろすことにつきましては、名古屋城が名古屋のシンボルであり、多くの市民の皆さまに愛されている存在であることに鑑み、実現に向けて鋭意努力して参りたいと考えております」

 新型コロナの影響で冷え込んだ観光業へのカンフル剤にしたい考えで、来年春の『名古屋城春まつり』以降、名古屋城や栄などで一定期間、間近で見られるようにします。

 今の金のシャチホコは、これまで天守閣の再建25周年を記念した1984年と愛知万博が開催された2005年の2度、地上で展示されています。