特定抗争指定暴力団の山口組と神戸山口組の活動を厳しく制限する「警戒区域」に、愛知県武豊町が新たに追加されました。

 7日午前、愛知県武豊町の六代目山口組傘下の事務所には、愛知県警の捜査員が立ち入りや使用禁止を知らせる標章を張り出しました。

 愛知県内では、警戒区域に名古屋市とあま市が指定されていましたが、今年7月以降、武豊町の組事務所に山口組の幹部らが集まる姿が確認されたため、新たに武豊町が追加されました。

 抗争を受け、愛知県公安委員会は山口組と神戸山口組を「特定抗争指定暴力団」に指定していて、組員は警戒区域で5人以上で集まることや事務所の使用などが禁止され、違反した場合は逮捕されます。