比例東海ブロック選出で自民党の八木哲也衆院議員が、今季限りで引退する意向を固めたことがわかりました。

 八木衆院議員(73)は豊田市議会議員を経て2012年に初当選し、現在3期目で、次期衆院選も愛知11区から出馬するとみられていました。

 しかし、過去3回いずれも古本伸一郎衆院議員に敗れて比例復活で当選していて、小選挙区で連続して落選した候補者の比例区との重複立候補を認めないことや、比例区の候補者を73歳未満とする党の方針に抵触します。

 関係者によりますと、八木議員はこうした事情を踏まえ、次期衆院選には出馬せず引退する意向を固めたということです。

 八木議員は、17日にも地元議員らに直接説明することにしています。