三重県では17日、新たに7人に新型コロナウイルスの感染が確認されました。

 感染が確認されたのは、桑名市や菰野町などに住む男女7人です。

 このうち菰野町に住む40代の男性は教師で、四日市の高校で定時制の授業を担当していて、11月8日に咳やのどの痛みが出て発熱と解熱を繰り返したのち、16日に陽性が判明しました。

 県によりますと、男性は最初の発熱後に病院を受診していますが、主治医の判断でPCR検査はされておらず、熱が一旦収まった11月12日と13日にも勤務先の高校へ出勤していました。

 県は高校の生徒など15人を接触者としてPCR検査をすることにしています。

 また、四日市市に住む30代と50代のいずれも自動車販売業の男性2人の感染も確認されました。

 2人は多数の感染者が出ている鈴鹿市内での食事会から派生した感染者と11月11日に商談をしていて、濃厚接触者としてPCR検査を受けて陽性が判明しました。

 市は2人の同居家族合わせて8人を濃厚接触者として検査を進めています。

 三重県の感染者はこれで620人になりました。