衆議院愛知5区選出の赤松広隆副議長(72)が、今期限りで引退する意向を固めたことが分かりました。

 関係者によりますと、赤松副議長(72)は5日、県議や市議らを集めた会合で、次の衆院選には出馬せず今期限りで引退する意向を伝えたということです。

 赤松副議長は1990年に当時の社会党から出馬して初当選し、現在10期目です。社会党の書記長を経て、96年に旧民主党の結成に参加。鳩山政権では農水大臣、また現在も含め、2度衆院副議長に就任しています。

 また立憲民主党では一貫して枝野代表を支え、野党勢力内で大きな影響力を発揮していました。後継は中川区選出の西川厚志県議で調整を進めています。