4日から「仕事始め」という方も多いのではないでしょうか。コロナ禍で迎えた仕事始めに、皆さん様々な思いを抱いていました。

 正月休みも終わり、通勤客の姿が戻った名古屋駅前。コロナ禍で皆さん、正月の過ごし方が大きく変わったようで…。

男性:
「家で寝正月。正月らしくないというか、どこにも行かなかったから、ただの休み」

女性:
「実家に帰れなかったので寂しいです」

 新たな1年、コロナの終息を願う声も聞かれました。

別の男性:
「もう少し人と会う機会が増えるような、そういう年になってくれるといいですよね」

 一方、今年最初の取引となる大発会を迎えた名古屋証券取引所。感染防止対策のため、参加者は去年より100人ほど少ない約40人。

 毎年、晴れ着姿で出席する女性の姿もありませんでした。

名古屋証券取引所の竹田社長:
「(丑年だが)たとえ牛歩であったとしても、モー一歩、モー一歩、粘り強く前に(進む)」

 また大人としての一歩を踏み出した人たちも…。

 愛知県豊山町で開かれた成人式。感染防止対策で新成人たちは距離を開け、晴れ着でもマスク着用です。

新成人:
「無事、開催できてうれしいです。何年かぶりに会った友達の顔がちゃんと見えないのが少し残念です」

新成人の母親:
「私の着物なので、感慨深いです」

別の新成人:
「着てたもの着られて、うれしい。ここまで育ててくれてありがとうございます。これからもお願いします」

 人数を減らし、撮影中は会話を控えることで、記念写真だけは表情も見える「晴れ姿」となりました。