美術館を訪れた人へのアンケートで人気が高かった作品を集めた展示会が、名古屋の美術館で開かれています。

 名古屋市千種区の古川美術館では、開館30周年を記念して訪れた人にアンケートを実施、人気が高かった作品25点を展示しています。

 アンケートで1位になったのは、台湾の芸術家が手掛けた版画。黒を主体に鮮やかな緑と淡いグレーで初夏の美しさを表現しています。

 人気8位の絵画は、現在の愛知県一宮市出身の画家・川合玉堂の作品で、冬の富士山とその裾野に暮らす人々の生活を温かみのあるタッチで描いています。

 この展示会は3月7日まで開催されています。