自宅療養コロナ患者の急変に備え…市が地域の診療所と連携 患者に医療機器配り数値変化で迅速な診察へ
自宅で療養するコロナ患者で問題となっている体調の急変。迅速に診察をするため、愛知県豊橋市が地域の診療所と連携します。
21日、豊橋市が発表した新たな医療体制では、自宅で療養するコロナ患者に血液中の酸素飽和度を測る医療機器を配布し、数値が下がった場合には、診察を受け入れる地域の診療所などを市が紹介します。
医療機器を配る対象は、高齢者や基礎疾患などがある自宅療養の患者で、市内38の民間の診療所や病院が患者の診察などに協力するということです。
豊橋市は、地域の診療所が患者の診察を受け入れることで、コロナの入院患者などを受け入れている公立病院などの負担軽減も期待できるとしています。
この医療体制は1月25日から始まります。