冬季国体開催地は緊急事態宣言下の2県…12自治体が参加辞退の意向 福島県「選手から辞退の声相次いだ」
27日から愛知と岐阜で開幕する冬季国体。新型コロナの影響で、複数の選手団が出場しない意向であることがわかりました。
愛知県などによりますと、冬季国体への参加を辞退する意向を示しているのは全国の12の自治体です。
具体的な自治体名は公表されていませんが、福島県は参加を辞退する方針を発表しています。理由について福島県は「緊急事態宣言が出ている愛知と岐阜で開催されるため、選手から辞退する声が相次いだ」としています。
愛知県はスポーツ庁などと協議したうえで、「大会の延期などはせず、感染症対策を万全に取った上で、無観客で実施する」としています。
冬季国体ではフィギュアスケートなど4つの競技が行われ、全国から選手らおよそ1800人が参加する予定でした。