愛知県の中部国際空港で、利用客を無人で送迎する「自動運転バス」の導入に向けた実証実験が行われました。

 中部空港の第2ターミナルでは自動運転バスの導入が検討されていて、29日は搭乗口や手荷物受取所を通るおよそ800mの区間で実験が行われました。

 自動運転バスは、あらかじめ決められたルートをGPSやセンサーの情報をもとに障害物を避けて走行します。

 中部空港では空港内の移動の利便性を高めるため、2年前からNTTドコモなどと協力して自動運転バスの開発を進めています。

 実用化のめどはまだ立っていませんが、担当者は「今後も走行実験を続けて精度や安全性を高めたい」としています。