スーパーのATM行こうとした祖母に…9歳の孫「それって詐欺じゃない?」被害を未然に防ぎ警察から感謝状
詐欺の被害を防いだのは9歳の男の子でした。三重県津市で、詐欺の電話を信じてATMに行こうとした祖母を呼び止め被害を未然に防いだとして、9歳の孫に警察から感謝状が贈られました。
三重県警津署の署長:
「詐欺の被害から大切な家族を守ることができました」
12日、警察から感謝状が贈られたのは、津市一志町八太に住む小学3年の水井裕澄くん、9歳です。
裕澄くんの60代の祖母は1月、市役所職員を名乗る男から保険料の還付があるとの電話を受け、近くのスーパーのATMに手続きに向かおうとしたといいます。それを見た裕澄くんは…。
裕澄くん:
「『それってもしかして詐欺じゃない?』って言って止めました」
裕澄くんのアドバイスで祖母は思いとどまり、詐欺の被害を未然に防いだということです。
三重県では、同様の還付金を巡る詐欺が1月だけでも9件発生、被害総額は890万円に上っていて、警察は注意を呼び掛けています。