各地で新型コロナワクチンの医療従事者への接種が始まる中、愛知県あま市ではワクチン接種の訓練が行われました。

 あま市の美和保健センターで行われた訓練には、ボランティアや職員およそ100人が参加し、ワクチン接種にかかる時間や手順を確認しました。

 会場では、密を防ぐために動線を一方通行にするなどの対策も確認しましたが、保健センターは体育館などに比べて狭いため、手続きの進捗次第で一部の場所が混雑する場面もみられました。

あま市健康推進課の担当者:
「接種についてどうしても時間がかかってしまった。そこが避けられなかったというのが今回の大きな反省点だと思っております」

 あま市では、市内の3つの保健センターと市民病院で接種が行われる予定です。

 一方、蒲郡市内のスーパーでは…。

担当者:
「こんにちは。すみません、ワクチンのアンケートを実施しているんですけれども…」

 ワクチンの接種について、市民を対象にした緊急アンケート調査が行われていました。

蒲郡市民の女性:
「(Q.あんまり接種したくない?)外国ではみんな打ってるけど、日本では...。後遺症も分からないしね...」

 この調査は、ワクチンの接種に関する市民の不安などを把握するために蒲郡市が始めたもので、「ワクチンの接種を希望するか」や「接種場所は、かかりつけ医がいいか」などの市民の希望を聞いていました。

 蒲郡市は、ワクチン接種会場の人員配置などの態勢作りにアンケート結果を役立てたいとしています。