愛知県豊田市の足助地区では、古い街道沿いの商店などに一斉に雛人形を飾る「中馬のおひなさん」が開かれています。

 かつて塩の道の要所として栄えた足助の街道沿いでは、商店の軒先などに豪華な段飾りや素朴な土雛などおよそ5000体の雛人形が飾られています。

 明治時代に作られた内裏雛は、現代の雛人形と比べ顔の表情も違っています。中には地元の作家が制作したユニークな創作雛も見られ、訪れた人は華やかな桃の節句の風情を楽しんでいました。

 このイベントは3月14日まで開かれています。