近鉄四日市駅前に巨大なバスターミナルが整備されます。

 三重県の四日市市は31日、地元の交通機関の関係者を集めて会合を開き、近鉄四日市駅前のバスターミナルの整備計画が国の「バスタプロジェクト」に選ばれたことを報告しました。

森四日市市長:
「四日市中心部におきまして、20年来の大開発プロジェクトが行われていくところでありまして、『バスタ四日市』は核となる事業でありますので、大変うれしく思っております」

 計画では、近鉄四日市駅前に長さ300メートルの巨大なターミナルを作り、駅周辺3か所に分散するバス停やタクシー乗り場を1つに集約、利便性を高め街の賑わい創出を狙います。

 総事業費75億円は国が負担し、完成時期はまだ決まっていません。

 大規模なバスターミナルの建設を進める国の「バスタプロジェクト」は、2016年の新宿駅での開業を皮切りに全国の都市で進められていて、東海地方では初となります。