絢爛豪華な12台の屋台は蔵で公開…『春の高山祭』感染対策で規模縮小して開催 曳き揃えなど中止に
飛騨に春の訪れを告げる高山祭。今年は新型コロナウイルス感染対策で規模を縮小しての開催となりました。
14日から始まった「春の高山祭」。ユネスコの無形文化財に登録される高山祭の呼び物といえば、「屋台の曳き揃え」に「からくり奉納」です。
期間中、例年ならおよそ20万人が訪れますが、去年は新型コロナの影響で神事を除いた全ての行事が中止になりました。
今年も感染対策で、「屋台の曳き揃え」や「からくり奉納」などが中止に。しかし絢爛豪華な12台の屋台は、それぞれが収められている屋台蔵で公開されました。
訪れた人:
「動いていれば勇壮な屋台が見られたんですけど、ちょっと残念ですね。秋になって出るようだったらまた来たいと思います」
高山祭の副宮本長:
「コロナ禍ということで春祭りは、『静かな祭り』ということで準備してまいりました」
春の高山祭は、15日も開かれます。