愛知県瀬戸市の高校生棋士、藤井聡太七段は16日、棋聖戦の第四局で渡辺三冠を破り、初のタイトルを獲得。17歳11か月でのタイトル獲得は最年少での偉業です。

 第三局を終えて2勝1敗とタイトル獲得に王手をかけて第四局に臨んだ藤井七段。“現役最強”と呼ばれる渡辺明三冠(36)と終盤まで互角の展開を続けましたが、最後は上回り、見事、棋聖のタイトルを手にしました。

 藤井七段は初のタイトル獲得で、17歳11か月での達成は史上最年少記録です。

 藤井七段はもうひとつ、「王位」のタイトルをかけて、木村王位と対局が続いていて、ここまで二局で連勝しています。王位戦は一局2日制の七番勝負で、第三局は8/4と8/5に行われます。