「新しい経済の在り方を一緒に考えたい」。日銀名古屋支店の新しい支店長が抱負を述べました。

 20日、日銀名古屋支店の加藤毅新支店長(56)は記者会見し、「新しい経済の在り方、新しい資本主義というものがどういう姿になっていくのか当地の皆さんと一緒に考えていきたい」と話しました。

 加藤毅新支店長は抱負を述べたうえで、まずは新型コロナウイルスによる東海3県の経済への影響や、今後の見通しの把握に努めたいとしました。

 加藤新支店長は1988年に日銀に入行し、2017年からは金融政策を企画・立案する企画局長を務めていました。

 一方、共に会見した清水季子前支店長は、1882年に開業した日銀で女性として初となる理事に就任しています。