名古屋のジャズ文化の中心地といわれたジャズクラブ「ブルーノート」が、新型コロナウイルスの影響を受け、運営会社が8月15日で店を廃業すると発表しました。

 名古屋・栄のジャズクラブ「名古屋ブルーノート」の運営会社は、8月15日で店を廃業とすることをホームページ上で発表しました。

「名古屋ブルーノート」は2002年、アメリカ・ニューヨークの名門ジャズクラブの支店としてオープン。国内外の多くの有名ミュージシャンが出演するなど、名古屋のジャズの中心地として人気を集めてきました。

 しかし、今年2月末以降、新型コロナの影響でライブの中止が相次ぎ、7月14日には無期限の休業を決めていました。

「名古屋ブルーノート」の廃業発表を受けてアーティストは…。

矢野顕子さん(ツイッターから):
「色々お世話になりました。ありがとうございました。」

森口博子さん(ツイッターから):
「毎年、ファンのみんなと一体感が生まれた名古屋ブルーノート。大切な大切な私たちの居場所でした。」

 運営会社はチケット代の返金業務などのために当面存続するということで、担当者は「先が見通せない中での苦渋の決断だった。お客様には感謝してもしきれない」と話しています。