愛知県蒲郡市で27日、警察と消防が合同で、土砂災害で埋もれた住民を救出する訓練が行われました。

 訓練には、蒲郡消防署や愛知県警からおよそ30人が参加。大型台風や集中豪雨でがけ崩れが発生し、家屋が押しつぶされたという想定で始まりました。

 救助隊は土砂に埋もれた住民を傷付けないように、スコップや手掘りで慎重に土砂を取り除き助け出し、災害時の手順を確認していました。

 訓練に参加した蒲郡消防署の担当者は、「いざという時に備え、消防と警察の連携の強化と、土砂災害への対応能力の向上に活かしてしきたい」と話していました。