日産自動車は、災害時の非常用電源として愛知県豊橋市に電気自動車を提供します。

 豊橋市役所には28日、日産自動車の神田昌明理事と東愛知日産自動車の青木公貞社長が訪れ、災害時に電気自動車を無償で貸し出す協定を結びました。

 災害時に無償で貸し出されるのは、豊橋市内の販売店にある電気自動車「日産リーフ」2台で、避難所などで非常用電源として活用します。

 日産リーフ1台で、およそ3日分の避難所の電力を、まかなうことができるということです。

 豊橋市では、2年前の台風で市内の広い範囲が停電したことがあり、対応を強化するため、今回の協定を結んだということです。