トヨタ自動車が今年上半期の世界販売台数を発表しました。新型コロナウイルスで落ち込んだものの、「想定を上回るペースで回復している」ということです。

 トヨタ自動車の今年上半期の世界販売台数は、およそ377万1000台で、前の年に比べおよそ2割減少しました。

 新型コロナウイルスの影響で前年割れしたものの、世界各国の販売店が徐々に営業を再開していて、トヨタ自動車は「想定を上回るペースで回復している」としています。

 特に中国ではカローラなどの販売が好調で、3か月連続で前年を超える販売台数となりました。

 また世界生産台数も、上半期は58万8000台余りと前の年の実績を割り込んでいますが、徐々に工場の稼働が再開したことで、回復傾向にあるということです。