愛知県の大村知事は5日午後記者会見し、新型コロナウイルスの感染拡大を止めるため、「独自の緊急事態宣言」を出すことを発表しました。

期間は6日から24日までで、お盆期間の帰省で県を跨ぐ移動などの自粛を求めるということです。また5日はこれまでに147人に新たに感染が確認されたということです。

 愛知県では、名古屋市中区の繁華街、「錦三丁目」などでクラスターが発生するなど7月以降、新型コロナウイルスの感染者が急増していて、5日からは一部の地域や業種に限定した営業時間の短縮や休業の要請を始めています。

 こうしたなか、大村知事は5日午後記者会見し、「独自の緊急事態宣言」を出すことを発表しました。

 期間は6日から24日までで、お盆休み期間の行動や県を跨ぐ不要不急の移動、大人数での会食などについて、自粛を求めるということです。

 愛知県が「独自の緊急事態宣言」を出すのは、4月に続き2度目です。

 また、5日のこれまでに判明した県内の感染者の人数は147人となっています。このうち名古屋市が67人です。

 愛知県で新規の感染者が100人を超えるのは、9日連続です。