2年前に閉店した名古屋市中区栄のデパート「丸栄」の跡地開発は、新型コロナウイルスの影響で商業施設の開業がさらに遅れます。

 「丸栄」跡地の再開発を巡っては、親会社の「興和」が当初、2020年の年末にも新たな商業施設を開業する意向を示していました。

 しかし、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて延期し、2021年11月としていました。

 関係者によりますと工事を担当する企業が24日、地元への説明会を開き、新型コロナの影響で開業がさらに3か月ほど遅れ、2022年2月以降になる見通しを明らかにしたということです。

 「丸栄」跡地の新しい商業施設は地上3階建てで、「食」をテーマに飲食店などのテナントを入れる方針です。