ツイッターで家出少女らをターゲットに大人が宿泊先の提供などを示す、いわゆる「神待ち」投稿に対し、愛知県警が直接警告する取り組みを始めて半年が経ちました。投稿などが7割以上削除されていることが分かりました。

 ツイッター上で少女らに宿泊先の提供などを示すいわゆる「神待ち」投稿に対し、愛知県警は今年1月から警告文を返信する全国初の取り組みを続けています。

 全国に「緊急事態宣言」が出された今年4月には、新型コロナウイルスの影響で仕事や泊まる場所がない少女に呼びかける不審な投稿も相次ぎました。

 愛知県警によりますと今年1月から7月末までに395件の警告を行ったところ、7割以上の投稿やアカウントが削除されたということです。

 愛知県警はツイッター以外のSNSでも同じ取り組みをすることを検討していて、少女らが巻き込まれる事件を未然に防ぎたいとしています。