インフルエンザの流行期を前に、名古屋市議会の自民党市議団が妊婦や子供の予防接種の費用を助成するよう、河村たかし市長に要望しました。

 自民党市議団は2日、河村市長のもとを訪れ、新型コロナウイルスと同時流行が懸念されるインフルエンザを巡り、妊婦や子供に対して予防接種の費用を助成するよう求めました。

 インフルエンザの予防接種は1回あたり4000円ほどかかりますが、名古屋市は現在65歳以上の高齢者と60歳から64歳の基礎疾患がある人を対象に助成していて、1500円の自己負担で接種することができます。

 自民党市議団は新たに、妊婦や生後6か月の乳児から小学2年の児童あわせて19万人も、接種費用の助成の対象にするよう求めています。

河村たかし名古屋市長:
「Yes,I will.せっかくここまでワクチンを、名古屋はいろいろやっとるもんでね」

 費用はおよそ1億8000万円に上る見込みで、名古屋市は補正予算案への追加での計上を検討しています。