NTTドコモの電子決済サービス「ドコモ口座」を通じて預金が不正に引き出されていた問題で、東海地方では第三銀行や大垣共立銀行でも被害が確認されました。

 このうち第三銀行によりますと、10日までに不正利用が疑われる預金の引き出しが数件、あわせて数十万円確認されたということです。

 銀行側は被害状況を現在も確認中で、すでに口座の連携サービスを停止しています。

 一方、大垣共立銀行によりますと顧客から「身に覚えのない取り引きがある」と相談があり、これまでに8件、およそ180万円の被害を確認したということです。

 第三銀行と大垣共立銀行では、口座に身に覚えのない取り引きがあった際など、電話でも相談を受け付けています。