愛知県は17日、新たに36人に新型コロナウイルスの感染が確認されたと発表しました。県は「感染状況が落ち着いている」として4段階の警戒レベルを18日から第2段階の「警戒領域」に引き下げると発表しました。

 愛知県では新たに10歳未満から90代の男女36人に新型コロナウイルスの感染が確認されました。愛知県の累計の感染者はこれで5001人となり5000人の大台を超えました。東京、大阪、神奈川に次ぐ4番目の人数です。

 このうち大府市の20代の男性は半田市立半田病院の看護師で、病院はこの看護師が勤務していた病棟の入院患者の受け入れと面会を中止しています。

 また、大村知事は17日の会見で「全体として感染状況は落ち着いている」として4段階ある警戒レベルについて18日からこれまでの「厳重警戒」から1段階引き下げ、第2段階の「警戒領域」にすると発表しました。

 大村知事は不要不急の県をまたぐ移動の自粛については緩和し、「東京を中心とする首都圏への不要不急の移動自粛を要請する」としています。

 そのうえで、引き続き感染防止対策の徹底や高齢者等への拡大防止を県民に呼びかけています。