三重県紀北町の県立熊野古道センターでは、大漁と海の安全を祈願する伝統の祭り「船だんじり」を紹介する企画展が開かれています。

 船だんじりは、カツオ漁で栄えてきた紀北町長島でおよそ250年前から続いていて、毎年1月に行われています。

 会場には、祭りで使う全長10メートルの山車のほか、法被や紅白の竿など66点が展示されています。また子供達がエサに見立てた福飴を撒き、カツオを釣り上げる動作を繰り返す「福飴の撒きダモ」も。

 この企画展は10月11日まで開かれています。