台風12号 今後の進路は…24日午後3時ごろに東海地方最接近か 秋雨前線が先行し23日から大雨の所も
東海地方でも台風12号の影響が出始めていて、22日午後4時50分現在、愛知県の東三河南部と三重県の南部に強風・波浪注意報が、愛知県の知多地域に波浪注意報が出されています。
午後4時40分現在の気象レーダーでは、三重県南部や愛知県沿岸部に雨雲が入り込んでいるのがわかります。
今後、雨雲は夜遅くにかけて広がり、岐阜県でも雨が降りやすい状況になります。
23日も台風に先行する秋雨前線の影響で、1日雨が降ったりやんだりの状況になりそうです。
台風12号は22日午後3時現在、北へ時速15キロのスピードで進んでいます。
東海地方には暴風域を伴って近づいてくることは考えにくいですが、24日午後3時あたりに最も近づくとみられています。
25日にかけては三陸沖に抜けて、温帯低気圧になると予想されています。
台風に先行して秋雨前線があり、23日から大雨になるところがありそうです。
23日の1時間雨量は愛知で20ミリ、岐阜15ミリですが、三重では50ミリと非常に激しい雨が予想されています。24時間雨量は愛知と岐阜で50ミリ、三重で150ミリの予想です。
台風12号は風よりも雨に注意が必要ですが、海上では最大瞬間風速が秒速30メートルと予想されていて、高波にも警戒が必要です。
24日の午後6時にかけての24時間雨量は、愛知で100-200ミリ、岐阜で100-150ミリ、三重で200-300ミリと予想されています。
現時点では、温帯低気圧になると予想されていますが、雨の降るエリアが広がる可能性もありますのでご注意ください。