台風14号が過ぎ去り、東海地方では11日に引き続き、12日も各地で最高気温が真夏日に迫る一日となりました。岐阜県高山市では、季節外れの花も咲いていました。

 東海地方は12日も高気圧に覆われ名古屋で最高気温が28.5度となるなど、11日に引き続き、各地で真夏日に迫る暖かさに。

 9月中旬並みのポカポカ陽気に、中区の久屋大通公園では、半袖姿で走り回る子供たちやピクニックをする家族連れの姿もみられました。

子ども連れの女性:
「かなり暑くなりましたよね。ピクニックにちょうどいいかなと急遽決めました」

男性:
「暑い、半袖でも暑いぐらい」

 一方、最高気温が27.1度となった高山市国府町の国道41号線沿いには、季節外れのサクラの花が…。

 地元の人によれば、3週間ほど前から咲き出したということで、どうやらこの暖かさが原因ではなさそうです。

 東山動植物園に聞いてみたところ、サクラは本来夏につぼみをつけ秋は休眠状態ですが、長雨や台風などで葉が落ちると、季節外れの花が咲くこともあるということです。

 気象台によりますと、このポカポカ陽気は今週前半まで続く見通しということで、急激な気温の変化で体調を崩さないよう注意が必要です。