将棋界の最高峰「竜王戦」で、第二局の2日目が名古屋市中区大須の万松寺で行われ、羽生九段の勝利で対戦成績は1勝1敗となりました。

 タイトル通算100期を目指す羽生善治九段(50)と、愛知県一宮市出身の豊島将之竜王(30)が対局する7番勝負の「竜王戦」。

 大須の万松寺で午前9時から再開された第二局では、羽生九段の封じ手が明かされ、豊島竜王の手番で駒を進めました。

 一方、その外では記念グッズを買い求めるファンらで行列が…。

女性ファン:
「(豊島)竜王のファンです。竜王戦の御朱印を今並んでいます」

 昼の休憩に入り、万松寺の職員が向かったのは、大須商店街にある「和食とみだ」。愛知出身の豊島竜王が注文したのは「鰻まぶし丼」。三河一色産のウナギを一匹使った丼ぶり形式のひつまぶしです。対する羽生九段は、別のお店の「味噌とりカツ定食」でした。

 対局は、96手で羽生九段が勝利し、対戦成績を1勝1敗に戻しました。