中部電力の販売会社「中部電力ミライズ」の代理店が、電話営業の際、契約の意思確認が不十分のまま他社からガスの契約を切り替えていたことがわかりました。

 中部電力ミライズによりますと、9月下旬に顧客から「申し込みをした覚えがないのにガス契約が他社から中部電力ミライズに切り替わっている」との申し出がありました。

 販売を担当した代理店の契約を確認したところ、16件で顧客に申し込みの意思確認をしないままガス契約を行っていたことがわかったということです。

 中部電力ミライズは代理店が作成した電話営業のマニュアルが原因として、この代理店での電話営業活動を停止しています。

 今年7月以降のこの代理店での契約およそ1900件のうち379件でまだ意思確認がとれていないため、中部電力ミライズは「早急に確認し全ての販売代理店への教育指導を徹底する」としています。