
新型コロナの影響で名古屋の繁華街「錦三」の地価が19%ダウン。全国最大の下落率です。
国税庁の調査によりますと、新型コロナの感染が広がった今年6月末の地価動向は、名古屋市中区の繁華街にある3つの地区で、今年1月に比べ15%以上下落したことがわかりました。
中でも「錦三」の下落率は19%と大阪ミナミの繁華街・宗右衛門町と並び全国最大です。
新型コロナの感染拡大で、今年4月に緊急事態宣言が出されるなど、多くの飲食店が営業を自粛したほか、その後も企業の接待や宴会を避ける傾向が続き、客足が遠のいたことが影響したとみられています。
一方で、相続税などの算定基準となる路線価は、6月末時点でいずれの地域でも地価を上回っていないため、国税庁は補正を見送っています。