建設現場での事故が増加しているのを受けて、名古屋北労働基準監督署の職員らが29日、パトロールしました。

 愛知県春日井市の商業施設などの建設現場には、29日名古屋北労働基準監督署の職員らが訪れ、現場責任者から安全対策について説明を受けながら現場をチェックしました。

 今回のパトロールは愛知県内の建設現場での事故、いわゆる労働災害が今年に入って8月までに去年の同じ時期と比べ11%ほど増えていることなどを受けて行われました。

 今年は新型コロナの影響で工事が中断され、納期に間に合わせようと工程を急ぐ現場が多くあり、労働災害が増えている原因の一つとみられます。

名古屋北労働基準監督署の署長:
「これから年末年始に向けて忙しい時期がやってまいります。仕事のピッチがあがるとケガも増える、というのは決して良くないので、引き続き情報発信していきたい」