
三重県では13日、新たに4人に新型コロナウイルスの感染が確認されました。
感染が確認されたのは、名張市や津市に住む10代から40代の女性4人です。
このうち名張市立桔梗が丘中学校に勤務する教師の50代の女性は、同居する夫がすでに感染していて、濃厚接触者として12日にPCR検査を受けて陽性が判明しました。
女性は9日の夜にのどの痛む症状が出ましたが、日中は学校へ出勤していたということで、県は学校関係者108人を接触者としてPCR検査を実施することにしています。
また、津市白山町の全寮制の私立青山高校で、女子生徒の感染が確認されました。
女子生徒は高熱などの症状が出た11日まで登校していて、県は高校へクラスター対策班を派遣して寮にいる他の生徒への対応を検討しているほか、生徒や教師75人を濃厚接触者などとしてPCR検査を進めています。
三重県内の感染者はこれで602人になりました。