新型コロナの感染拡大を受け、政府や自治体が推奨している「マスク会食」はどれだけの人が実践しているのでしょうか。名古屋の街で聞いてみました。

30代女性:
「そこまでして?感じ。今年は(忘年会などは行かずに)自分の自宅でゆっくりしようかなと」

80代女性:
「しゃべるのよ。それが楽しくて(ご飯に)行くんだからね。こんなことやれないよ、そんな」

50代男性:
「ご飯食べる時はマスクを外さないと食べられないし、難しいと思います」

20代男性:
「現実的じゃないかなっていう印象が正直なところですね」

「現実的でない」としてやっていない人がほとんど。一方で…。

20代女性:
「いいと思います。そっちの方が安心だし、安全だし」

 少数ですが、賛成という人や…。

30代男性:
「ご飯食べる時はマスクをして必ず話すようにしています」

 と、すでに実践している人も。しかしランチ時の飲食店を覗いてみると、マスクをつけて食事をしている人は1人もいませんでした。

別の30代男性:
「正直、めんどくさいというのもありますし、強制でやらなきゃいけないとなると困っちゃいますね」

 例年、年末にかけ売り上げのピークを迎えるというお好み焼き店では、店長が対応に頭を悩ませていました。

RIKYU ナディアパーク前店の店長:
「スタッフの体調チェックと手洗い・消毒。そういった対策でばっちりな状態を作るしかないので。マスクに関しては、何とも言えないですね。お客様に任せるしかないかな」

 今回の取材でマスク会食を実践している、もしくはやったことがあるという人は17人中2人。現時点ではなかなか浸透していないと言えそうです。

※画像は神奈川県公式チャンネル「かなチャンTV」より