クリスマスが近づいてきました。愛知県西尾市では、ケーキに使われるイチゴの出荷が始まりました。

 真っ赤に実ったイチゴ…。西尾市では76戸の農家が農業用ハウスでイチゴを栽培していて、年間およそ960トンを出荷しています。

 クリスマス向けの出荷はこれから2週間ほどがピークで、ハウスでは農家の人が赤く色付いたイチゴを丁寧に摘み取っていました。

 この地域で栽培されているイチゴは「章姫」という品種が主流で、主にクリスマスケーキ用として名古屋の市場へ出荷され、需要のピークとなる12月19日頃には、取引価格も通常の3倍ほどに跳ね上がるということです。